【セミナー】仕事のイメージを広げよう。いろんな「働く」にふれる職業講話 事務補助職 編 実施しました!

事務補助職に学ぶ人生選択
7月24日に奈良若者サポートステーションにて「仕事のイメージを広げよう。いろんな『働く』にふれる職業講話 事務補助職 編」を開催しました。
今回は京都若者サポートステーション主催のイベントで、奈良サポはオンラインでつないで参加しました。
登壇はネジの卸会社で事務補助職として働かれている水島穂果さんです。
まずは現在のお仕事の説明があり、動画とともに具体的な作業内容をご紹介いただきました。
ネジの重さを測って個数を数えるといった、集中力を活かした作業をされているそうです。
水島さんはもともと福祉系の大学で学び、資格取得や福祉就労を目指して努力されてきました。新卒で有料老人ホームに就職しましたが、常に空気を読んで動かなければならない環境でどう立ち回ればよいか分からず、怒られてしまうこともあったそうです。
決まったことを精一杯頑張っても「言われたことしかできない」と叱責されることがあり、次第に無理が重なって体調を崩してしまいました。
休職・復職を経て配慮を受けながら働く日々を過ごしましたが、上司から「なぜできないのか」と厳しい言葉をかけられることもあり、心身ともに限界を感じるようになりました。そして退職を決断したときは、不思議とすっきりした気持ちになれたと振り返られます。
その後、サポステを利用して自己分析を深める中で、自分には対人よりも「対物で集中して取り組める仕事」が合っていると気づかれたそうです。
講話後の質問タイムでは、特別なスキルは入社時に必要なかったことや、自分に合った働き方を選べたことで、休日も楽しく過ごせるようになったと語ってくださいました。
オンラインでの講話終了後には、奈良サポステ会場でセミナーを行い、事務職と事務補助職の違いについて学んだり、奈良市周辺で現在募集されている事務補助求人の情報を見るという時間を持ちました。
参加された方からは、
・自分の興味や関心だけで仕事を選ぶのではなく、「自分に合っているか」を重視することの大切さに気付いた。
・今後の就活は、より幅広い視点から考えていきたい。
・自分に合わない働き方は身体的にも精神的にも負担になるのだと学べた。
といった感想をいただきました。
参加された皆さまお疲れ様でした。
水島穂果さん、京都若者サポートステーションの皆さま、この度は貴重なお話をいただきありがとうございました!
職業講話セミナーは2ヶ月に一度開催します。次回は9月に開催しますので、気になった方はお問い合わせください。
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