【ボランティア・講話】グリーンマウンテンカレッジ第一回目に参加しました!
参加者と共に「学び合う場所」
2023年11月11日、奈良若者サポートステーションの利用者さんとスタッフで、グリーン・マウンテン・カレッジというイベントに参加してきました!
こちらのイベントは、奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良2023-2024」の一環として実施。
焚き火を囲みながら、参加者と共に対話を繰り広げる「学び合いの場」であるこのイベントは、2018年のスタートから数えて今年で6年目となりました。
イベントは、ならまちセンター芝生広場で全3回開催。
これまでは全体のテーマを設けていましたが、今年はテーマを掲げずゲストとのトークや参加者との対話をメインに行います。
第1回目はグリーン・マウンテン・カレッジの校長、小山田 徹さん(美術家/京都市立芸術大学美術学部教授)と、山森 亮さん(同志社大学経済学部教授、フライブルグ大学ベーシックインカム研究所研究員)が語り合います。
どんなお話が聞けるのか、非常に楽しみです!
ボランティアとして参加させていただくのは設営・運営・撤去など。
この日は前日の大雨から一気に冬へ様変わりした日で、準備の際にはダウンやコートなど冬の装いでの作業となりました。
のぼり旗のスタンド部分へ水を入れ、指定された箇所へ設置するお手伝いや、消化器を各焚き火の近くへセッティング。
焚き火にくべる薪を準備したり、トーク後にいただくアンケートの準備をします。
開始の18時が近づくとお客様も少しずつ集まり、小山田さんと山森さんのお話がスタートしました。
シックハウス症候群および化学物質過敏症を発症した山森さんのお話から始まり、小山田さんが勤務されている京都市立芸術大学が最近移転し、新しいキャンパスになったことから、体調のことで声を出せない人や色んなものを断念しないといけない人がいるかもしれないと語られました。
目の前にいるのに、視野に入っていない人との生活をどのように考えていくかなど。
自分ならどうするかという問いかけから、自分ごととして考えて欲しいというお話がありました。
その後はベーシックインカムについて。
スイスの国民投票についてや、今みなさんがそれぞれ取り組んでいるものとどう繋がるか、どう絡まるか、考えるきっかけにして欲しいとおっしゃっていました。
自分と他人、そして社会との共有性を獲得しながら生きていくにはどうすればいいか。
すぐには大きな変化はないかもしれませんが、一人ひとりの意識によってもっと生きやすくなる人がいたり、新しい動きが生まれるかもしれませんね。
お2人のトークのあとは、参加者の皆さんによる対話が焚き火を囲んで行われました。
自然的に発生する会話やそこから生まれる新しい関係など、大変興味深く有意義な時間となりました。
終演後は会場の片付けです。皆さんで協力して、声を掛け合いながら手際よくおこないました。
参加された皆さんお疲れさまでした! 本日学んだ、協力することや指示通りに作業すること、他の人の動きを見ながら自分は何をするか判断することなどをしっかり仕事に生かしていきましょう。
そして小山田先生、奈良市アートプロジェクトの皆様、ご来場くださった皆様、貴重な経験をありがとうございました!
グリーン・マウンテン・カレッジ第2回目は、12月2日(土)に開催。小山田徹さんとゲストの風間勇助さん(奈良県立大学講師)の語り合いをお聞きします。
会場は今回と同じ、ならまちセンター芝生広場で18時から開催ですので、お時間がある方はぜひご来場ください!
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