【ボランティア・講話】LIFE PICNIC ～「生きる」をめぐる、ぐるぐる時間～ vol.8 テーマ「問いの冒険」へ 参加しました！

BONCHIで「はたらく」をめぐるPICNICを。

2025年2月21日（金）、もちいどのセンター街にある創業支援施設BONCHIで開催されました、LIFE PICNIC ～「生きる」をめぐる、ぐるぐる時間～ vol.8 テーマ「問いの冒険」へ、ボランティアとして参加しました。

こちらのイベントは、ゲストトークや参加者のみなさんとの対話を通して、多様な価値観を知り、自分はどうありたいのか？どう生きたいのか？を考える連続企画です。​​

今回が第8回目の開催。ゲストに澤田 智洋さんをお迎えし、ナビゲーターのしまだあやさんとトーク​​が繰り広げられました。

ボランティアとして担当させていただくのは、会場設営・受付・案内・撤去など。

まずは客席の設営を行いました。本日の来場予定人数を把握したうえで、客席間隔にも気を配りながら作業を進めます。フロアをほうきで掃いたり、垂れ幕のアイロン掛けをしたり、１つずつ丁寧に作業を行います。

客席を用意する際は、ラグ同士に隙間ができないよう注意し、色合いのバランスを取りながら調整を行いました。

開場時間が近づいてきたので受付や案内などの準備をはじめます。

お客様にはパン工房okageさんの特製サンドイッチ付き！

利用者の皆さんはサンドイッチのお渡しやドリンクカウンターを担当し、スムーズに案内ができるよう事前にお客様へ伝えることを打ち合わせし、シミュレーションをして臨みました。

そして開演時間です。

澤田 智洋さん、しまだあやさんが「問いの冒険」について掘り下げます。澤田さんは、世の中の”Q＆A”という構造、つまりひとつの「正解」とそれ以外を不正解とする考えに問題があると感じて「答え」より「アイディア」の“Q＆I”を提案しています。

社会課題をはじめとした、答えがあるのかさえも分からないことについては、「まずは自由に楽しくアイディアを出してみよう」をモットーに、社会にあるたくさんの課題と向き合っています。澤田さんのこれまでの活動のお話では、自由な発想と笑顔になれる仕組みとアイディアに参加者の方から驚きや笑いの声が起きていました。

イベント後半はグループワークです。

あなたの問いを３つのQに分類し、参加者同士で共有し合います。

①ガチQ（社会課題や真剣・真面目な問い）

②ゆるQ（遊びを持たせたゆる〜い問い）

③そぼQ（そぼくな疑問、「そもそもこれって？」という問い）

みんなが考えた問いを発表する場面では、「大人になると〇〇になるのはなぜ？」「子どもはなぜ〇〇が好きなのか？」といった、大人と子どもに関する問いが挙がりました。それをきっかけに、次々と新たな問いが生まれ、皆でアイデアを出し合ううちに、会場全体に一体感が生まれているように感じました。

仕事に関連する「問い」の話題になった時には、「今の子どもたちが大人になる頃には、すでに私たちに代わってAIが仕事をしてくれています。それならば、私たちは自由研究をするかのように仕事をができたら幸せなのでは？」とアドバイス。

そして最後は、たくさんの問いを踏まえて改めて自身にとっての「運命の問い」について考える時間です。ご自身とご家族の経験からマイノリティデザインを考える澤田さんは、「人はいつ「運命の問い」に出会うかわかりません。問いと出会った時、人はスキルを身に付けたいと思うようになります。暮らしの中の身近なところに隠れていますので、まずは「問い」を見つけてみてください。」と締めくくりました。

終演後は撤去作業です。

参加者が使用した筆記用具やバインダー、飲食のゴミなどを回収し、分別して整理します。最後にラグやマットを片付けて、元あった位置へ机や椅子を戻します。机と椅子には組み合わせがあり、正しい場所をスタッフから指示を受けながら片付けていきます。

コミュニケーションをとりながら片付けをスムーズに行い、ボランティアが終了しました。

利用者さんからは「たくさんの方の「問い」が参考になり貴重な時間だった」「一人一人の「問い」や考え方がさまざまに違っていて楽しかった」など感想をいただきました。

参加された皆さんお疲れさまでした！

スムーズに作業を進めるためのコミュニケーションや様々な状況を想定して準備すること、お客さまへの気遣いなど、今後のお仕事にも生かしていきましょう。

そしてBONCHIの皆様、ご来場くださった皆様、貴重な経験をありがとうございました！

次回のLIFE PICNICは、6月​​に開催を予定しています。ご興味がある方は、BONCHIホームページをご覧ください。

 

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