【講話・体験】ものづくりマイスター 職人体験をしました!
繊細な作業…でも大胆さも必要な「篆刻」
2021年9月8日、奈良若者サポートステーションにて
有限会社坂口印房 坂口良典氏(一級印章彫刻技能士・ものづくりマイスター)
株式会社石間印判店 石間彰氏(一級印章彫刻技能士・ものづくりマイスター)
の、お2人をお迎えして、ハンコ職人体験を開催しました。
※今回は「ものづくりマイスタープロジェクト」のイベントとして奈良県職業能力開発協会と共催しました。
まずはハンコの歴史、実印や銀行印などのお話を聞かせていただきました。
そして、今回体験する篆刻(石のハンコ作り)は、実用的にハンコとして使うものではなく、書道に近いアート作品として考えることを教えていただきました。
なので、失敗というものはなく、少し線からはみ出ても「味になる」のだそうです。
ハンコを彫る道具である印刀の持ち方、彫り方の順序、安全面への配慮など、分かりやすく説明していただき、いよいよ実際に彫っていきます。
参加者の皆さんには事前に自分が彫りたい漢字をいただきました。思い入れのある漢字、名前の一文字など、皆さん思い思いの漢字をチョイスしました。
今回用意していただいた石のハンコはかなり柔らかい部類に入るようですが、実際に彫ってみるとなかなか難しい・・・
皆さん試行錯誤しながら、そして分からない部分は質問をしながら彫り進めていきます。
繊細な印刀の使い方も必要ですが、大胆な力の入れ方も必要です。
最初はとまどっていた人も少しずつ完成に近づいてきました。
ご自身で納得のいくところまで彫れたら、マイスターのお2人に確認と補刀をしていただきます。
自分で作ったハンコはお持ち帰りいただきました。
世界に一つだけのハンコですので、良い記念になったかと思います。
参加された皆さんからは「楽しかったので満足です」という声や「少し失敗してしまったけど雰囲気が出て良かった」という声が聞かれました。
本日の気づきを今後の就活にぜひ生かしていきましょう。
ものづくりマイスターの坂口様、石間様、そして参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
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