【ボランティア・講話】LIFE PICNIC ~「生きる」をめぐる、ぐるぐる時間~ vol.9 テーマ「自分をつくる言葉」へ 参加しました!

BONCHIで「はたらく」をめぐるPICNICを。
2025年6月13日(金)、もちいどのセンター街にある創業支援施設BONCHIで開催されました、
LIFE PICNIC ~「生きる」をめぐる、ぐるぐる時間~ vol.9 テーマ「自分をつくる言葉」 へ、ボランティアとして参加しました。
このイベントは、ゲストトークや参加者同士の対話を通じて、多様な価値観に触れ、「自分はどう生きたいのか?」を見つめ直す連続企画です。
今回は、ゲストにドミニク・チェンさんを迎え、ナビゲーターのしまだあやさんとともにトークが繰り広げられました。
ボランティアでは、これまでと同様に会場設営・受付・案内・撤去などを担当。
まずは運営スタッフと顔合わせ・自己紹介を行い、担当作業を確認してから清掃・会場設営に取りかかります。
予約人数に合わせて客席の配置やラグのバランス、お客様からの見やすさにも気を配りながら丁寧に準備を進めました。
18:30になり開場です。
お客様にはパン工房okageさんの特製サンドイッチをお渡しして、無料・有料のドリンクをご案内しながら、笑顔でのお迎えを心がけました。
そして19:00になり、いよいよ開演。
たくさんの来場者でにぎわう中、トークがスタートします。
前半はドミニク・チェンさんの自己紹介から。
ご自身を構成する写真数枚を紹介しながら、「文学フリマ」や「ぬか床ロボット」の話、「スロールッキング(物の感じ方を変えると出てくる言葉も変わる)」といったユニークなテーマについてお話されました。
続いては「自分をつくる言葉」についての話題に移ります。
ドミニク・チェンさんは、現在取り組まれている「発酵」の研究をもとに、言葉を“ぬか漬け”にたとえて紹介されました。しまだあやさんの問いかけに応じながら、「ぬか床=自分という容器、言葉という器」「ぬか=実際に言葉を書くもの」「菌=代謝や変化」といったユニークな比喩を交え、自分をつくる言葉のあり方を丁寧に語られていました。
開高健さんの「悠々として急げ」という言葉を紹介しながら、言葉は人によって大切にしているものが違い、口癖や体にしみついたフレーズがあることを共有されました。
そして、「言葉が腐らないようにするには、風通しを良くすること。他者の言葉を意識的に取り込むことが大切。言葉を信じすぎないことも必要」という、印象的なメッセージもありました。
後半はワークタイムです。
3人1組で、感想共有やドミニクさんへの質問を考えます。
「言葉の食べごろはいつ?」
「相手と自分で“言葉の重み”が違うのはなぜ?」
「自分書いた文章と自分の気持ちに違和感がある場合、どうしている?」
「40年前の本の内容がしっくりくるのは、自分の中で何が起きたの?」
など、会場からはたくさんの深い問いが寄せられました。
また、「自分にとって大切な言葉」について考えるワークシートも配布され、持ち帰ったうえでじっくりと自分自身と向き合う時間を持てる工夫もされていました。
そして、ドミニク・チェンさんからの「自分じゃないものが自分を構成していると気づくと、少し楽になれる。」という一言に、会場全体が深く頷く瞬間もありました。
終演後は、アンケートやゴミの回収を行い、撤去作業へ。
お客様への配慮を忘れずに、机を運んだりクッションを元の位置に戻すなど、声をかけ合いながら協力して作業を進めました。
参加者からは
「こういったイベントへの参加は初めてだったが、とても面白かった」
「楽しく参加できてよかった」
など、感想が寄せられました。
参加された皆さん、お疲れさまでした!
お客様へのご案内や臨機応変な対応、そしてチームで協力する姿勢など、今回の経験を今後のお仕事にも生かしていきましょう。
そしてBONCHIの皆さま、ご来場いただいた皆さま、貴重な機会をありがとうございました!
次回のLIFE PICNICの開催は未定とのことですが、ご興味がある方は、BONCHIホームページをご覧ください。
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