【ボランティア・講話】LIFE PICNIC ~「生きる」をめぐる、ぐるぐる時間~ vol.13 テーマ「となりのアニミズム」へ 参加しました!
BONCHIで「はたらく」をめぐるPICNICを。
2026年7月17日(金)、もちいどのセンター街にある創業支援施設BONCHIで開催された、
LIFE PICNIC ~「生きる」をめぐる、ぐるぐる時間~ vol.13 テーマ「となりのアニミズム」へ、ボランティアとして参加しました。
このイベントは、ゲストトークや参加者同士の対話を通じて、多様な価値観に触れ、「自分はどうありたいのか?」「どう生きたいのか?」を見つめ直す連続企画です。

今回はゲストに文化人類学者の奥野克巳さん、ナビゲーターはエッセイ作家・MCのしまだあやさん。
人間と動物、植物やモノとのつながりを捉え直す「アニミズム」をテーマに、身近な世界の見え方について考える時間となりました。
ボランティアでは、会場設営・受付・案内・撤去などを担当しました。
集合後は、運営スタッフで顔合わせを行い、担当作業を確認してから会場設営に取りかかります。

客席用の椅子やクッションの位置を整え、来場者が座りやすい配置や会場内の動線を確認しながら、開場に向けて準備を進めました。

18時30分の開場後は、来場された方々に、パン工房okageさんのサンドイッチをお渡ししました。
また、用意された4種類のお茶について、それぞれの違いを説明したり、会場の様子を見ながら空いている席へご案内したりするなど、来場者が安心して過ごせるよう、丁寧で分かりやすい対応を心がけました。

19時になり、いよいよ開演です。
前半は、奥野さんのこれまでの歩みについてのお話から始まりました。
高校生の頃に抱いていた海外への思いや、怪我をきっかけに進路や生き方を見つめ直した経験、メキシコやバングラデシュ、東南アジアなどを訪れたことが、文化人類学を学ぶことにつながったと語られました。
続いて、今回のテーマである「アニミズム」について、写真やさまざまなエピソードを交えながらお話が進みました。
「いのちが石の中にあるのではない。石がいのちの中にある」という言葉も紹介され、人間、動物、植物、モノをそれぞれ切り離して考えるのではなく、世界にあふれるいのちの中で互いにつながっているという考え方が語られました。
動物の供養碑や、ボルネオ島でのフィールドワーク、狩猟採集民の暮らしなどを通じて、人間だけを中心に世界を見るのではない視点について考える時間となりました。

途中には、参加者同士で「これはアニミズムだろうか」と身近な経験を話し合う時間もありました。
住んでいる地域と自分が一体になったように感じることや、大切にしているモノに特別な存在感を感じることなど、さまざまな意見があがりました。
質疑応答では、
「歴史を新しい視点から見つめると、何が見えてくるのでしょうか」
「『ありがとう』も『ごめんなさい』もいらない感覚とは、どのようなものですか」
「日常生活に取り入れるようになった習慣はありますか」
「現地で理解できなかったことを、どのように受け止めていますか」
など、参加者から幅広い質問が寄せられました。

奥野さんは、歴史も立場を変えて見ることで違った面白さが見えてくることや、狩猟採集民の社会では個人で所有するよりも、周囲の人と分かち合うことが大切にされていることなどを紹介されました。
また、すぐに分かったつもりにならず、理解できないことをそのまま抱えながら考え続けることも、人類学では大切にされていると語られました。

後半は、「会場の隅に置かれている椅子になりきって世界を見る」というミニワークが行われました。
椅子を人間のように考えるのではなく、椅子そのものの立場から周囲を見たとき、どのような景色が見えるのかをまずは一人で考え、その後、参加者同士で共有しました。
人間と自然、人とモノをはっきり切り分けることに慣れている私たちにとって、身近なところにある「アニミズムアンテナ」を働かせる時間となりました。

終演後は、アンケートやゴミの回収を行い、机やクッションを元の位置に戻すなど、声を掛け合いながら撤去作業を進めました。
ボランティアに参加した方からは、
「初めての経験だったので、緊張してあまりうまくできなかった」
「思っていたより疲れずに活動できたし、楽しかった」
といった感想が寄せられました。
参加された皆さん、お疲れさまでした!
お客様へ分かりやすく伝える力、会場の様子を見ながら臨機応変に対応する力、そして周囲と協力して作業を進めるチームワークなど、今回の経験を今後のお仕事や活動にも活かしていきましょう。
そして、BONCHIの皆さま、ご来場いただいた皆さま、貴重な機会をありがとうございました!
次回のLIFE PICNICは 11月20日(金) に開催予定です。
ご興味のある方はBONCHIホームページをご覧ください
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