【セミナー】「働く」に悩む子どもを持つ保護者向けセミナー「 支援機関とつながる座談会」実施しました！

親が今できることとは？「支援機関とつながる」

2023年10月25日、もちいどのセンター街にある創業支援施設BONCHIにて「働く」に悩む子どもを持つ保護者向けセミナーを実施しました。

前回は「つながる先を考える」というテーマだったのですが、今回は実際に支援機関に直接会場に来てもらい、各機関の説明をしていただきました。

はじめは、奈良県青少年・社会活動推進課　奈良県ひきこもり相談窓口。

奈良県の事業として、ひきこもり相談窓口、訪問支援、家族や本人の会などさまざまな支援をされています。

次に、自立支援親の会からサイトを紹介してもらいながら本人の会の説明を聞きました。

本人の会は、ひきこもりの方がまず一歩踏み出せる場所として、何もせず、ただ”いる”ことができる空間を提供、運営されています。

3つ目は、就労移行支援事業所ウェルビー。

障害福祉サービスの一つで、働くために必要な知識とスキルを身につけるための訓練施設です。

後半は座談会形式で、参加者の方からの質問やお子さんの状況をお聞きして、各機関からコメントをもらいました。

保護者の方に事前にシートを記入してもらっていたのですが、

お子さんへの関わり方や、なかなか変わらない状況に対してどのように働きかけるかなど、具体的な状況も含めたお悩みが書かれていました。

お悩みに対して、各支援機関から、親としての関わり方や姿勢など事例を交えつつお話しいただきました。

ご本人のタイミングを待ちながらも支援機関につながり、親としてできることを考えていくことが必要だというところが共通していました。

すぐに状況が変わるというようなことは難しいかもしれませんが、今回のセミナーが解決へのヒントになればと思います。

ご感想としては、

「支援機関の説明を直接聞くことができてよかった」

「本人の会に参加するように促してみようと思った」

「子どもとしっかり向き合う、話を聞く、でも自立のために、困らせることも大事だと思った」

などのお声をいただきました。

ご参加いただきました皆様、そしてご協力いただきました支援機関の方々、ありがとうございました。

保護者向けセミナーは来年度も開催予定です。

詳細はホームページ、SNSにて公開いたしますので、是非ご確認ください。

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